遺品整理はいつから?適切なタイミングと遺品整理の流れや注意点を徹底解説

悩む人1

遺品整理っていつからすればいいの?
タイミングや流れを教えて欲しい。

遺品整理は、大切な人が亡くなった後に行う必要がある大変な作業です。
しかし、遺品整理は故人を偲ぶ大切な時間でもあります。

今回の記事では、遺品整理のタイミングについて、そして遺品を整理する際の3つのポイントについて解説していきます。

遺品整理をスムーズに行うためのヒントや、私自身の体験談も含めてご紹介します。遺品整理に迷いや不安を感じている方に、少しでも参考になる情報を提供できれば幸いです。

こんにちは!メモリーライフです。札幌市を中心に遺品整理を行なっています!
業界歴10年の弊社が遺品整理の最適なタイミングをお伝えします!

遺品整理のタイミング

遺品整理は、様々なタイミングで行うことができます。

適切なタイミングを知り、スムーズに進めましょう。

49日を迎えた後

49日が経った頃には、故人の魂が成仏すると考えられています。この時期に遺品整理を行うことで、故人を送り届けるという意味合いがあります。

まずは、故人が愛用していたものや、大切にしていたものを見つめ、思い出に浸りましょう。その後、遺品の仮分類を行い、不用品や売却するものを決めていきます。また、遺品整理業者に依頼する場合には、見積もりを取り、適切な業者を選びましょう。遺品整理を行うことで、故人との思い出を胸に刻み、精神的にもスッキリとした気持ちになることができます。

諸手続きの完了後

故人の葬儀や手続きの後に遺品整理を行う場合もあります。

このタイミングでは、手続きに伴う書類を整理する必要があります。まずは、故人が持っていた財産を確認し、相続人を決定します。その後、遺産分割協議書を作成し、遺言書がある場合は遺言の内容に従って手続きを進めます。さらに、銀行口座の解約や不動産の処分など、各種手続きを行います。手続きが完了したら、遺品の整理を進めていきます。整理作業が進む中で、貴重品や大切な思い出の品を見つけることがあるかもしれません。そんな時は、遺族や業者と協力しながら、適切な形で処分するよう心がけましょう。

葬儀後すぐ

故人が賃貸に住んでいた場合、賃貸解約をしなければなりません。そのため葬儀後すぐに遺品整理を行う必要があります。退去時期や親族が集まれるタイミングが難しい場合などは急いで整理をしなければなりません。しかし、故人の思い出がまだ鮮明であるため、感情的になってしまうこともあります。そうならないように遺品整理業者のサポートを利用すると良いでしょう。急な対応をしてくれる場合もありますので、相談してみましょう。

相続税が発生する前

「相続税が発生する前」も遺品整理を行うタイミングの1つです。

相続財産の評価額が一定額を超える場合には、相続税がかかります。しかし、相続税の評価額は、相続財産から遺品整理を行った後に算定されるため、遺品整理を行う前に相続財産を減らすことができます。遺品整理を行うことで、相続財産を減らすことができるため、相続税を節約することができます。ただし、相続税に関しては複雑なルールがあるため、相続税に詳しい専門家に相談することがおすすめです。

遺品整理の流れ

遺品整理は思ったより時間と労力がかかります。

遺品整理を始める前に遺品整理の流れを把握しておきましょう。

具体的な流れは以下です。

遺品整理の流れ

遺品整理の流れを把握することは、スムーズな遺品整理を進める上で大切です。遺品整理の流れは、下記のようになります。

1.整理の見積もり

まずは、遺品整理業者に見積もりを依頼します。

見積もりは、作業内容や量、費用などを明確にするために必要なものです。

電話やネットだけでなく、現地調査をしてもらい、見積書を作成してもらいましょう。

2.物品の仮分類

物品を大まかに分類します。

大きく分けると、売却するもの、処分するもの、貴重品や思い出の品などの取り扱いが異なります。

特に残しておく遺品は段ボールなどに分け、わかりやすくしておきましょう。

間違って処分してしまうことを防げます。

3.貴重品の確認

残しておくものの中で特に貴重品は扱いに注意しましょう。

誤って処分してしまうとあとあとトラブルになる可能性があります。

法的な手続きが必要なものもありますので、可能であれば貴重品は別にまとめて保管しておくと良いです。

4.売却・処分

不要な物品の売却や処分を行います。

遺品整理業者で買取サービスを行なっているところもあり、その場で査定をして買い取ってもらえるかもしれません。

業者に依頼する際は買取サービスを行なっているか確認しましょう。

リサイクルショップやオークションサイトなどを活用し、適切な方法で処分しましょう。

5.清掃

最後に、部屋の清掃を行います。

遺品整理が完了した後は、新たな生活を始めるための準備が整います。

清掃も業者によっては清掃サービスを提供しているところもありますので、自分で清掃するのが大変なときは依頼しても良いでしょう。

遺品整理に残しておくべきもの

遺品整理時には処分せずに残しておく必要があるものがあります。

代表的なものを下記に紹介します。

残しておく必要があるもの一例

  • 遺言書
  • エンディングノート
  • 鍵(全て)
  • 個人の直筆による手紙や書類
  • 家族の写っている写真
  • 現金
  • 通帳
  • 印鑑(認印・印鑑証明登録カード)
  • 郵便物
  • 返却すべき書類(クレジットカード・パスポート・保険証・免許証など)

これらの書類は、間違って処分しないように注意しましょう。

法的に必要な書類などもありますので、わからない場合は弁護士や専門家に相談しましょう。

遺品整理時の注意点

遺品整理に不注意によるトラブルが起こることもあります。

そこで今回は、遺品整理を始める前に注意すべき5つのポイントをご紹介します

相続放棄の場合は遺品整理をしない

相続放棄を行う場合は、遺品整理を行わないことが望ましいです。

相続放棄は、相続人が財産や借金を引き継がないことを選択する手続きです。

しかし、遺品整理を行ってしまうと、法的には相続を受け入れたことになる場合があります。

そのため、相続放棄を検討している場合は、遺品整理を行わずに法的手続きを済ませることが重要です。

孤独死の場合は特殊清掃後に行う

孤独死の場合、遺品整理を行う前に特殊清掃を行う必要があります。

孤独死が発覚した際、遺体や生活環境によっては衛生上の問題が発生していることがあります。

そのため、遺品整理を始める前に、遺体や衛生上の問題を解決するための特殊清掃を行うことが重要です。

特殊清掃は専門業者に依頼することが一般的であり、適切な処理が行われた後に遺品整理を始めることが望ましいです。

賃貸物件の契約内容の確認を行う

遺品整理を行う場所が賃貸物件である場合、契約内容を確認することが大切です。

遺品整理には時間がかかることがあり、家賃や契約期間の問題が発生する可能性があります。

そのため、賃貸物件の契約内容を把握し、遺品整理が終わるまでの期間や費用の問題を解決することが重要です。

親族で話し合い、同意を得る

遺品整理は、故人が大切にしていた物品や思い出を扱うため、親族間で感情が高ぶりトラブルに発展ことがあります。

そのため、遺品整理を始める前に、親族で納得のいくまで話し合いを行い、同意を得ることが重要です。

遺品整理の進め方や分担、処分方法などについて合意し、トラブルを未然に防ぐことが望ましいです。

また、親族間で意見がまとまらない場合は、遺品整理のプロに相談することも検討してください。

故人の意思を尊重する

遺品整理では、故人の遺志や意思を尊重することが大切です。

遺言書や口頭での遺志がある場合は、それに従って遺品整理を進めてください。

また、遺志が明確でない場合でも、故人が大切にしていた物品や価値観を尊重し、遺品整理を行うことが大切です。

故人の意思を尊重することで、遺品整理が円滑に進み、故人に対する感謝や思い出を大切にすることができます。

遺品整理の心構え

遺品整理は、故人を偲ぶ作業です。大切な思い出を大切にし、親族同士、円滑なコミュニケーションを心がけましょう。

故人との思い出を大切にする

遺品整理を行う際には、故人との思い出を大切にすることが大切です。
故人が愛用していた品物や写真などを見つめ、共に過ごした時間を思い出しましょう。

また、家族や親戚とも思い出話をすることで、故人を偲ぶことができます。
思い出を大切にすることで、遺品整理がただの作業ではなく、故人との最後の時間を共有する大切な時間となります。

遺品整理を行う際には、思い出に浸りながら進めることが大切です。

3-2. 家族や親戚と円滑なコミュニケーションをとる

遺品整理では、家族や親戚とのコミュニケーションが重要なポイントです。家族や親戚と円滑なコミュニケーションを図ることで、遺品整理をスムーズに進めることができます。例えば、家族間での話し合いを通じて、誰がどの遺品を受け継ぐかなどのことを決めることができます。また、不要な遺品を寄付する場合は、家族や親戚の意見を尊重しつつ、どのような寄付先にするかを話し合うことが大切です。さらに、家族や親戚とのコミュニケーションは、遺品整理後の関係性にも大きな影響を与えます。遺品整理の際には、冷静かつ丁寧なコミュニケーションを心がけ、家族や親戚との関係を大切にしましょう。

3-3. 遺品整理業者との関わり方

遺品整理業者との関わり方も、大切なポイントです。信頼できる業者を選び、適切な依頼を行いましょう。

遺品整理業者との関わり方には、いくつかのポイントがあります。

まず、信頼できる業者を選ぶことが大切です。また、作業中に家族や親戚とのコミュニケーションをしっかりと取り、業者の作業進捗や貴重品の確認を行いましょう。遺品整理業者に依頼する前には、業者の評判や口コミを調べることも重要です。

中には悪徳業者も存在しますので、遺品整理を業者に依頼する際は信頼できるかどうかしっかりと確認しましょう。

遺品整理業者の選び方と費用

遺品整理を業者に依頼する際の選び方や、遺品整理費用の相場などを解説します。

以下のポイントを抑えて、信頼できる業者に依頼しましょう。

業者選びのポイント

遺品整理業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 信頼できる業者かどうか
  • 費用や作業内容についての明確な説明があるかどうか
  • 口コミや評価など、業者の信頼性を調べることができるかどうか

これらのポイントを意識することで悪徳業者に関わる確率を下げることができます。

費用の相場と見積もり

遺品整理業者の費用は、作業内容や量によって異なります。一般的には、物品の量や種類、処分方法、作業時間などによって決まります。

また、遺品整理業者によっても費用に差があるため、複数の業者から見積もりを取り比較することが大切です。

見積もりを取る際には、業者に作業内容や量を正確に伝えることが必要です。また、料金体系や支払い方法についても確認しておくことが重要です。遺品整理業者の費用は、負担が大きいこともありますが、適切な業者を選ぶことで、安心して遺品整理を進めることができます。

遺品整理の相場に関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

契約時の注意点

遺品整理業者と契約する際には、細心の注意が必要です。

特に費用に関する点には、注意を払いましょう。契約前に、費用について詳細に説明してもらい、不明点があれば遠慮なく質問しましょう。また、業者によっては保険に加入している場合がありますので、確認することも大切です。契約書には、契約内容や費用、作業期間などを明確に記載してもらい、内容に納得してから署名するようにしましょう。最後に、業者とのやり取りは、電話やメールなどでできる場合もありますが、契約前には必ず面談するようにしましょう。業者の印象をしっかりと把握し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

遺品整理をスムーズに進めるためのポイント

遺品整理をスムーズに進めるためのポイントは以下の3つです

  • 整理グッズの活用
  • 情報収集
  • 形見分けの方法を考える

1つずつ説明していきますね。

整理グッズの活用

遺品整理を進める上で、整理グッズを活用することが大切です。

例えば、ラベルや整理箱を用意することで、整理作業がしやすくなります。

また、グッズを活用することで、遺品の分別や整理が効率的に進むため、作業時間や負担を軽減することができます。

整理グッズを用いることで、故人の思い出の品を大切に整理することができます。

適切な整理グッズを用意し、スムーズな遺品整理を進めましょう。

情報収集

遺品整理をスムーズに進めるためには、適切な情報収集が必要です。

例えば、相続人や故人が所持していた物のリストアップや、貴重品の確認などが挙げられます。また、葬儀後には法務局などで戸籍抄本や印鑑証明書などの書類を取得する必要があります。

その他にも、遺品整理業者や処分場の情報を収集することも大切です。

これらの情報を事前に集め、整理作業に臨むことで、スムーズな遺品整理が可能となります。

また、遺品整理を行うにあたっては、故人や家族の思い出や想いにも目を向け、遺品を大切に扱うことも大切です。

形見分けの方法考える

遺品整理では、故人の思い出を大切にしながら、形見分けを行うことが大切です。

形見分けのアイデアを活用することで、故人の思い出を残しながら、遺品整理を進めることができます。例えば、写真アルバムや手紙を選んで贈り物として渡す、故人の好きだったものを寄贈する、故人の服をリメイクして新しいアイテムにするなど、アイデアは様々です。ただし、家族や親戚の感情にも配慮する必要があります。適切なコミュニケーションを心がけ、故人を偲びながら遺品整理を進めましょう。

まとめ

最後に遺品整理のタイミングについておさらいしましょう。

遺品整理を行うタイミングは以下の通りです。

  • 49日を迎えた後
  • 諸手続きの完了後
  • 葬儀後すぐ
  • 相続税が発生する前

遺品整理は、故人を偲びながら行う大切な作業です。

適切なタイミングで行い、正しい知識と手続きを行うことが大切です。また、遺品整理に対する心構えや家族や親族とのコミュニケーションも欠かせません。遺品をどのように扱うかなどしっかりと話し合いの場を保ちましょう。

遺品整理を行う際は、遺品整理の流れや必要な手続き、取っておかなくてはいけないもの、法的な知識と注意点を押さえることが大切です。

自分でわからない場合は弁護士や専門家に依頼しましょう。

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